第10章 零番隊復活
『その後はどうなったのか知らない。私はその場に倒れて意識を失ったから。でも...』
アレンとか言う奴の言うことが本当だとしたら...
『あいつは生きている』
「「「「「「!?」」」」」」
みんな「ありえない」という顔をしている。
「なに...言ってんだよ、璃咲。あいつはお前が...」
『うん、私もそう思ってた。でも、この間の虚が襲撃してきた日。私たちを監視していた人物がいたの』
蝶「え...監視していた?」
『えぇ、そいつが言ってた。それは始まりにすぎない。もう少しで時は満ちる。これは手土産だ、ってね』
功「始まりにすぎない...」
朝「ってことは、まだ何かあるってこと?」
駿「護廷十三隊はあのくらいの虚で苦戦していた。もし、今回みたいな雑魚共じゃなく、もっと力のある虚が現れたら、今回程度ではすまない」
『えぇ、その通りよ。だからこそ、零番隊を復活させる必要があるの。いざという時のために』