第10章 零番隊復活
『だ、大丈夫......です』
本当は結構痛いけど、さっきよりは全然マシだ。
多分烈ちゃんが直したくれたんだろうな。後でお礼言っておかなちゃ。
それにしても、
『.........』
京「.........」
気まずい。というか、なんで春水がいるの?
『あ、あの...京楽隊長...少しいいですか?』
京「んー?なんだい?」
『なぜ、ここにいらっしゃるのですか?』
京「散歩してたら、なーんか乱れた霊圧を感じてねぇ。行ってみたら、千紗ちゃんがいたってわけ。すごい怪我だったし、放っておくことなんてできないでしょう?」
「特に女の子はねぇ」とへらへらと笑っている。
『それは...お手数おかけしました』
てっきり璃久かと思った。まさか、春水だったとは。
京「いえいえ」
『.........』
京「お礼はほっぺにチュッでいいからね?」
『嫌です』