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今 君 の 目 に 映 る 空 は 何 色 で す か ?

第1章 ✽ 出 会 い





砂浜の上で申し訳ないが寝かせ


手を腹部へ乗せようと手首を持った時


僕は手に何故か違和感を覚えた


ザラザラとしていた手首を見ると


無数の傷痕が刻み込まれていた。



『辛かったん…かな?』



水流に無抵抗で居たこの女性の理由が


少し分かった気がした。



救急車を呼び女性は担架に乗せられ


何事も無かったかのように


救急車はその場からサイレンを街に響かせながら


走り去って行った


俺の手に残ったアノ感触だけを残して…。



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