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かたちのない大切なもの 【 ハイキュー!! 】

第2章 〜 再会、新しい出会い 〜





✾ Noside ✾


入学式が終わり、教室に戻った途端葵の周りに一年四組の生徒が集まった。


女子生徒A「国見さん! スピーチすっごく良かった! 感動したよ!」

男子生徒A「新入生代表ってことは学年でトップってことなんだろ? すごいな!」

女子生徒B「ちょっと! 何男子も集まってんの!? 国見さんごめんね! こいつらは無視していいからね!」

男子生徒B「なんだと!?」


と、喧嘩になりかけたのだが…


葵「あ、あの…」


葵が入ったことにより一瞬でみんな静かになった。


葵「みんな、褒めてくれてありがとうございます。 すごく嬉しいです! でも、喧嘩はやめましょ? 私はだけど、男女関係なしに楽しくしてたいなぁなんて思ってます……」


頬をかきながら少し困った笑顔を見せる葵に対して一年四組のみんなは……


全員(((何この子、可愛い!! いいこすぎか!!)))


と、今日初めて会ったのにも関わらず全員が同じタイミングで同じことを思ったのであった……


女子生徒A「そ、そうね! 大勢でわいわいしてる方が楽しいもんね!」

女子生徒B「うんうん! 男女仲良くしてる方がいいよね!」

男子生徒B「ちょっお前さっきと言ってることがちが………」

女子生徒B「いいから黙ってなさい!」

男子生徒B「ウ、ウス……」


まぁ、なんだかんだで仲良くなったと感じ取った葵は笑顔で「うん!」と言った。
それを見てまたクラスのみんなが(((天使…!)))と思ったのは言うまでもない

すると、そこへ八王子先生が戻ってきた。
葵の席の周りに全員が集まっていることに驚きながらも「席につけー」と言い、みんな自分の席へと戻った。


八王子「改めて、このクラスの担任になった八王子だ! よろしく! じゃあ、安藤から自己紹介してけー」

男子生徒A=安藤「はい! 安藤 翔です! 真海中学からきました、よろしく!」


そんな感じで自己紹介が進んでいく


葵(ど、どうしよ… 何を言ったらいいの!? みんな入りたい部活とか出身中学言ってるけど……)


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