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かたちのない大切なもの 【 ハイキュー!! 】

第2章 〜 再会、新しい出会い 〜




✾ 葵side ✾


八王子先生と共に体育館に入ると、背の高い男子生徒が六人いた。


「国見が何部に入るかわからないけど、あそこにいるやつらが男子バレーボール部だ。」


そう言って彼らを指さす。

休憩中かな? みんなベンチに座ったりドリンクを飲んでいる。

そう思いながら見ているとその中の一人、坊主の人がいきなり倒れた
ベンチに座ってそのまま倒れたためベンチの上で寝転がっているという体勢だ。
八王子先生を含めその他の部員さんたちはなんとも言えない目で倒れた人を見ている。


『え、ちょ、なんで先生までじっと見てるんですか!? 保健室に連れていかないと!!』

「へ? あぁ………なんかもう当たり前っていうか…」


と言う八王子先生の言葉を最後まで聞かずに倒れた人の元へ向かう。


『あの! 大丈夫ですか!? しっかりしてください!!』


近寄ってそう言うとその人は「ぐはぁっ!」と言って更に顔を赤くした。

……なんで?

周りにいる人たちに聞いてみよう。


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