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あんなに一緒だったのに【ガンダム種D】R18

第10章 キャンディー【シンR18】


「んっ…ふっ」

シンはの口の中に舌を侵入させ、逃げるの舌を無理やり絡ませていく。

「ふっ、ぁっんんっ」

ヌルっとした舌の感触には翻弄されてしまい、は抵抗するのも忘れてしまう。

(そろそろ、かな?)

シンは肩を掴んでいた右手を、ゆっくりとの胸に当て撫であげる。

「んっ、ひぁあっ」

突然胸を触られたことではビクンっと後ろに飛び退き、シンの唇から開放される。

「……っ、胸触った!!舌舐められて、飴も盗られたし」

呼吸を乱しながらシンを睨みつけ、距離をとりながらは威嚇する。

「口の中イチゴの味がする。今度俺もこの飴もらおうかな」

だが、そんなこと気に留めず、平然とした顔をするシン。

「今のも、キスじゃないの?」

「違うよ……」

あくまでも否定するシン。

「じゃあ、胸触ったのはなに?」

「別に、俺が触りたくなったから」

(シンって、こういうことする人だった?)

急なシンの変化には心配になり、身を警戒させながらシンの顔を覗き込む。

「……シン」
 
「なに?」

「なんでシンは、こんなことするの?」

たとえ、この行為がキスじゃなくても。
やっぱりこういうことは、好きな人としかしないもの、のハズだから。

「何でだと思う……?」

「えっと……」

逆に質問されてしまったは、戸惑って無言になってしまう。

(そろそろ気付いたかな?)

シンは誰よりも鈍いが、やっと自分の想いに気付いてくれたのかと心を躍らせる。

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