第10章 キャンディー【シンR18】
食い意地張ってなくても、悲劇は起こるものである。
☆★☆キャンディー☆★☆
おやつの3時。
ではなく、間食の18時頃。
シンが派手にインパルスを傷ものにしてくれたおかげで
「疲れた・・・」
何時間にも渡る整備はの体力を削り取り、はベッドの上で大の字になりながら飴を頬張っていた。
すると。
やはりまた、ひと時の休息を妨害する人物が現れる。
「~部屋にいるんだろ~?」
プシュ―
ドアを勝手に開けて部屋に入ってきたのは、またしてもシン―
「なんの用ですか~?」
はダルそうに身体を起こし、シンの方を見る。
「またお菓子食ってんのな・・・・今度は何?」
「いちごみるく・・・『疲れたときには甘いものがいい』って、さっきヴィーノにもらったの・・・」
「ふ~ん・・・ヴィーノにね…」
シンはベッドに腰掛けると、に顔を近付ける。
「な…なに?」
よからぬ気配を感じたはシンから逃げようとするが・・・
「飴…ちょうだい?」
シンに肩を掴まれてしまう。
「やだ!!今度はちゃんとシンの分もあるよ!!」
「ダ~メ!!今がなめてるのが欲しいの」
シンの胸を押しても男のシンにかなうはずもなく・・・
「ゃっだ・・・んんっ////」
シンは強引にと唇を重ねた―