第10章 キャンディー【シンR18】
「お菓子が欲しいから?」
(絶対バカだ)
やはりには伝わらない。
(普通ここまでしなくても気付くだろ…?)
この瞬間、シンは一生このままでは、と寒気を感じた。
「教えない」
ここまでやっても、シンの想いに気付かない。
(何すれば気付く?)
「…………」
(ナニすればいい?)
何を思いついたのか。
ナニを思いついたのか。
シンはニヤリを黒い笑みを浮かべての方に振り向いた。
「またくる」
「またって!何しに!?」
(何って、ナニしに?)
「内緒!!」
そう言ってシンは部屋を出て行った、
(ちょっとくらい勘付いたっていいのにな。やっぱりナニしないと)
なにやら良からぬことを考えているシン。
部屋で当惑する。
の貞操の危機が近い!?
END