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あんなに一緒だったのに【ガンダム種D】R18

第6章 休むって大切なこと【キラR15?】


触れ合わせていた唇を、次第に長く、深いものに変えていく。
お互いの熱を感じさせるほど、熱い口付けへ。

「んっ、キラ……っ」

「だめ。あともう少しだけ……」

時間が迫ってるせいか、が少しだけ抵抗してみせるけど、僕はそれを制する。

時間なんてどうでもいい。
今大事なのは。君とこうしてることなんだから。

でも、を抱き締めていた僕の手が。

「ぁ…っ」

つい、の胸元に触れてしまっていた。
朝っぱらから、僕の理性は臨界点。

こうなるともう、歯止めが利かなくなるから。

「……ごめんっ!」

慌ててを解放してあげると、はさっきよりも顔が赤くなっていた。
息も乱しながら、潤んだ瞳で僕を見るはすごく艶やかた。

放さなきゃよかった。
理性の壁は半壊。
だけど、なんとか必死に修復を試みてみる。

「えと、そろそろ行かないと遅れちゃうよね」

よし、理性の壁修復完了。

「うん……」


なのに、当のは複雑な顔をしていた。
心境的には、僕がそんな顔をしたいくらい。

「大丈夫だよ。誰だって新しいことする前は緊張するものだし」

必死に話を戻そうとする僕。
一瞬だけでも理性が飛んだ僕の方こそ、出来ればフォローしてほしいんだけどね。

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