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あんなに一緒だったのに【ガンダム種D】R18

第6章 休むって大切なこと【キラR15?】


次の日、は昨日の熱が嘘みたいに治っていた。

「ねぇキラっ!!今日の格好、変じゃない!?」

少し声を大きくして言う。

「全然変じゃないよ?すごく似合ってるし、それに……」

「それに?」

今日のために用意していた服に身を包んだは、いつもと違って少し大人びて見えたせいか、なんだか新鮮味を感じる。
だからつい。

「このまま、誰にも見せたくないくらい可愛い」

「キラっ」

後ろからを抱き締めて、腕の中に閉じ込める。
柔らかいの感触を感じながら、本当にこのまま。
をずっと、閉じ込めておきたい。

そんな風に考えてしまった?
だって、すごく可愛いんだもん。

「あ……もう危ないかも……」

「え?何が?」

僕っておかしいかもしれない。
だって、こうしてを抱き締めてるだけなのに。

「キス。したくなちゃった……ダメ?」

耳もとで呟くと、は耳まで赤くなっちゃった。
そこも可愛いんだよね。

「……うん」

小さく頷いてから僕の方を向いたは、頬を朱に染めていた。
僕の瞳をジっと見つめて、それからゆっくりと目を閉じた。
その顔も、仕草も。
全て僕を惹きつける。

もっともっと…に近づきたくなる。
だから、この距離をゼロにしたくて、の唇をそっとなぞってから、ゆっくりと。

口付けをかわす。

もう、離れたくない。
このまま、ずっとゼロ距離でいたい。

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