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あんなに一緒だったのに【ガンダム種D】R18

第20章 わがままにゃんこ【アウルR18夢】


「じゃあ、拾ってくれたってことで、今日からが僕のご主人様だね」

「えぇ!?ご主人様ぁ!?」

突然わけのわかんないことを言うアウルについていけない。

「そ、僕の飼い主ってことだよ!よろしくねっ」

そう言ってアウルは私の唇にキスをしてきた。

「……っ!?き、キスしたぁぁぁぁぁ!!」

「そんなに驚くなよ……別に。挨拶がわりみたいなものだって」

全然悪びれた様子もないアウル。
ひどい。

「ファーストキスだったのに……」

「猫にされたと思えばいいんじゃない?」


このあほネコめぇ!!
やっぱり、今すぐこの猫を捨てに行きたい。


「怒ってるの?…………ごめん」

私の顔を覗きこんできたアウルはシュンとした表情を浮かべた。
その顔も、可愛い。

「お、怒ってないよ」

だからつい、許してしまうのだ。

「本当?でも、怒ってる顔も可愛いなっ」

そう言ってまた、キスをしてきた。

「なっ!またキスしたぁ!」

「隙があるが悪いんだよーだ」

アウルは悪戯っ子みたいな笑顔を向けながら、逃げ出した。

「待ちなさいっ!!今度は許さないからね!!」

私が拾ったニャンコなアウル。
生意気だけど可愛い。

ずっと、一人でいるのは淋しかった。
だから、誰かに傍にいてもらいたかった。

こうしてアウルとの生活が始まった。

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