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あんなに一緒だったのに【ガンダム種D】R18

第3章 ストロベリーkiss【種DシンR15】


「うるないな、は!俺が自分でやるっていったらやる!」

「絶対続かないよ……」

「レイほどではないけど、アカデミーの成績はより上だし、この間のスエズ攻略は俺がいたからこそ突破できたんだからな!」

「何言ってるのよ!この間のスエズ攻略戦の後だって、空洞だか何だかにぶつけたのか知らないけど、コアスプレンダ―の損傷がひどかったんだから!」

は思わず熱くなり、シンの襟元を掴みかかろうとした。

「やめるんだ2人とも!!!」

周囲が呆れて見ているだけの中、ただ1人、2人だけの戦闘を止めるものがいた。

「ザラ隊長!?」

そこに立っていたのは、の尊敬する、シンのイガイガの種であるザラ隊長だった。

「シン!パイロットが自分の機体をまともに整備しなくてどうするんだ。整備を人任せにして、戦闘も整備も同じだと考えるんだ」

ザラ隊長は、シンにお説教をかましていく。
それに対してシンは悔しそうにザラ隊長を睨み付けるが、正論なだけに反論できすにいた。

「それともお前は整備も戦闘も人任せにしていいと思っているのか?」

「そんなことあるわけないじゃないですか!」

この言葉にはシンも頭にきたため、上官であるザラ隊長に食って掛かる。

「ならちゃんとしろ!」

「わかりましたよ。整備すればいいんですよね?そんなこと、貴方に言われなくてもやりますよ!」

ザラ隊長が絡んだ時のシンは誰にも手かつけられない。
そして、シンの怒りの矛先はと向く。

「とにかくはもう整備するな。はレイのザクだけ整備してろ!!」

そう言ってシンはコアスプレンダーのもとへ行ってしまった。
結局、インパルスの整備が出来なくなり、結果的に敗退したはシンの背中を睨み付ける

「シンのバカぁぁぁ!」

デッキにの叫び声がこだまし、経過を見ていたアスランとレイはため息をつき、ヨウランとヴィーノは、さわらぬ神に祟りなしと逃げって行った。

「シンのバカ。何にもわかってないんだから……」

は目に涙を溜めながら、ザクファントムのところへ向かっていった。
そして光景を、レイは淋しげな表情で見つめていた。
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