第15章 パーティーパニック【アスランR18】
「う、ん……」
目が覚めると、身体のだるさと寒気が襲う。
「ア……スラン?」
「気が付いた?」
周りを見れば、見覚えのない部屋。
「ここ、どこ……?」
「俺の部屋、ずっと目を覚まさないから、の父上に事情を説明して連れてきた」
「え!?なんで!?」
父様に事情って?どこまで話したの?
ほぼパニック気味の私に、アスランも少し困惑したような顔をした。
「、もしかして……父上から婚約のこと聞いてないのか?」
こんやく……?
婚約!?
「なにそれ……」
「……」
さらに困ったような顔をするアスラン。