第14章 Master★【キラR18】
私の身体の上に跨るキラ様が見下ろしていて…。
微かに笑みを浮かべているのに、恐い。
「足、開いて…」
「ぃ…ダメ…っです…」
それは絶対に出来ないです。
自分のためというか、キラ様の名誉のため…。
なんとしてでも身を守らないといけないのに。
「…強情だね、無理矢理にはしたくなかったけどこれじゃ…」
そう言って少し顔をしかめた後、両手が首をなぞり、
胸元のボタンに手をかける。
「あっ……」
ぷちんと一個ずつボタンをはずしていき、露になる胸…。
隠そうとしても、私の手は頭の上に固定されていて、それも出来ない。
「方法はいくらでもあるからね…」
「んっ…ふぁ…っ」
片方の胸の先をキラ様がペロリと舌で舐めると、ピチャピチャと音を立てて、その先を口にふくむ。
もう片方は指先でキュっと摘まれたり、クリクリと弄られ、その度に声が出てしまって…。
全身の力が抜けてしまいそうになる。
「クス…だめじゃないか…力抜いたらほら…」
「―――っ!」
一瞬だけ気を抜いたら、その隙にキラ様に足を掴まれてしまって。
抵抗する間もなく、足を開かされてしまった。
「あれ…?あんなに嫌がってたのに…ここはこんなに濡らして……は淫乱だね…」
「やぁっ…やだっ・・・見ないで下さいっ!」
(恥ずかしくて死にそう…)
見られてるってわかるから、恥ずかしくて顔が赤くなってくのがわかる。
(このままいったら…)
一度は夢見たことが現実になる。
でも、そんなの…。
こんな一晩だけの『慰めもの』なんかじゃ嫌だ。
なんとかしてこの状況から逃げ出そうとしても、身体に力が入らない。
「キラ様…もうっ…やめてくださ…、ぁあ…っ」
「でもココ、触って欲しそうにヒクついてるよ…?」
私の抵抗を嘲笑うように…キラ様の顔が下半身に埋められた―