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【ヒロアカ】コスミックロジカル【裏】

第47章 【番外編】計画通りなフルーツ盛り


「ホテルの…すいーとるーむ…?」
「そうだ」
修学旅行の話をしていたはずだ。
どこに行って何をして、そんな手順を先生に聞いていた、はずだ。
それが何をどうしてそんな単語が出てくるのか訳がわからず、聞き返すこと10回目。
「ほ、ほ、ほ、ほんとに言ってるんですか…?」
先生はノートパソコンでちらっと見せてくれたけど、お値段1泊………万円というのが見えた。
0が多い気がする。
気のせいだろうか……気のせい……にしたい…。
「なんで…そんなことに…?」
「人数が予定より増えたが、運悪く他の学校も予約していたようだ」
「うん」
予定より増えた、というのは間違いなく私のことだろう。
修学旅行の計画自体、入学した時から徐々に決めていくそうだ。
特に雄英は入るのが厳しいことから、人数の変動が少ないため、割かし早めに計画を進めるらしい。
予定外の私は、どの部屋割りにも属せず、このような結果となった……らしい。
「だからって、だからって、それは……」
私は絶対に誰かしらがそれを仕組んだと思っている。
「あとは、敵が厄介だからな。
旅行先に現れないとは限らない。
他の宿も考えたが…、安全性は今のところがいいという話だ。
そう考えると多少出してもいいとは思っているし、それに関して反論する教員も0だ」
「は…はぁ……」
「それで、その部屋にお前が入るというところまでは決まった」
「そこがおかしくないですか?」
「他の生徒は、誰がどこにというのはもう決まっていた。
はみ出しものがそうなることは仕方あるまい」
「なりません……だって、班ごととか、もっと、あっても……」
「お前が、ここに泊まることになった」
「…………はぁ……」
先生が果たして会議でなんて押し通したのかはさっぱりわからない。
兎に角、私は、そこに泊まる、らしい。
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