第36章 【番外編】恋人ごっこ4
きゅうっとナカで膨らむソレを締め付ける。
余計にはっきりとわかるカタチ。
一回敏感になってしまった身体は、ただそのカタチを感じるだけで、また連続して果ててしまう。
お腹と腰が、ずきずきと甘い痛みを受け入れていく。
「っ!!も、ぬいて、こわいっ…!」
「どうした?」
「だって!!はぁん…!ずっと、ずっときちゃうっ…!」
ぴったりとくっついてまたその奥に擦れる。
「んんんっ…!」
「それでいい……、次まで、俺がその声をおぼえていられるように」
「せんせっ、あっ、も、すき、大好きぃ…!!」
「……ああ、好きだ」
愛おしい低い声の返事。
たまにしか言ってもらえない、大事な言葉。
そこに本音が詰まっているのが、手にとるようにわかる。
凄く幸せ。そんな言葉では足りないくらいに。