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【ヒロアカ】コスミックロジカル【裏】

第30章 【番外編】熱い


目が覚めたは、ゆっくりと見つめてくる。
「楽になったか?」
寝ている間に買ってきた飲料水を蓋を開けて手渡し、飲むように促した。
「ぁ、はい…!身体軽いです…」
妙な安堵と共に、隣の定位置に腰掛けた。
若干の気だるさは、行為後のそれだといいが。
「先生…、また、ぎゅってしてもらっていいですか……?」
気恥ずかしそうにが目の前に立ち、そのように聞いてくる。
断る理由もなし、やっと互いの視線の合う高さというのもあり、そのまま腕を広げ、待ってやる。
軽い体重が飛び込んでくる。
衝撃さえも受け止め、さっきまでたんまりと味わったその香りがまた体内におさまっていった。
「……っ!!」
「自分から来ておいてそれか」
「先生…、好きです…」
背中に腕を回してやると、嬉しそうに見上げてくる。
相変わらず猫のようだと思った。


そしてその午後、早退する羽目になった俺の部屋の前に、薬とネギがぶら下がっていた。
『ネギ、入れにくかったら手伝いますから』
と見慣れた柔らかい文字が綴られている。
さて、明日は、峰田になんて説教しようか。

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