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僕らの性奴隷【 BTS 】

第1章 はじまり



アースラー「さぁ、薬は出来たわ。
お次は貴女の声よ……歌って?」

『〜〜♪』

アースラー「もっとよ!」

『〜〜〜♪』


透けた大きな手が、喉に触れると
一瞬にして声が出なくなった


アースラー「これでいいわ。
この薬を、浜辺で飲みなさい」

頭を縦に振るに忠告をした

アースラー「あ、忘れてた…
性を受けると声が出るわ。」

『?』

アースラー「男性から受けるのよ。
陸に上がれば分かるでしょう…」

分からぬまま、なるほど
と頭を縦に振る

アースラー「脚には傷をつくっては
ダメよ。致命傷になるから…
期限は100日よ……じゃあね。」






________________



王子様を助けた浜辺まで来ると
さっそく蛸の魔女、アースラーに
もらった薬を飲んでみた


『!?』

ゴボゴボゴボ……

『(苦しい……痛い!)』

激痛が脚を中心に襲ってくる

まるで割れた硝子の破片を押し付け
られているかのように

気が遠くなり、そのまま意識を失った



______________



あれ、私…薬を飲んで…

ここはどこ?


お姫様が目を開けると白い天井と
豪華なシャンデリアがあった


?「目が覚めたのか?」


『!?』


お姫様の目の前に今まさに
あの時、助けた王子様がいました



?「俺の名前は、ユンギだ。お前は?」


『(何か言わなくちゃ…
でも、声が出ないのよね。)』


声が出ないので俯いていると
ユンギは黙ってしまった


お互い無言のまま数分が経った
まだ、目を合わせてくれない…


ユンギ「浜辺で意識がなく倒れていた。
だから、仕方なく助けてやった
医者に診てもらったが絶対安静らしい」


『(絶対安静って何?)』

分からない言葉に首を傾けると
王子様が問いかけた

ユンギ「……お前、喋れないのか」

『(そうなんです)』

頭を縦に振るとユンギがスーツのポケット
から紙を出した

ユンギ「筆談だ」

『(筆談って何んだろ…)』

また分からぬ言葉の単語に首を傾けた

ユンギ「ここに話したい内容を書け。
……まさか字も知らないのか?」






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