第8章 HERO!
狙い撃ち?
俺 電気操れるわけじゃないんで…
発目「ポインターとそのシューター
私と先生の合作ベイビーです!
ポインターは着弾箇所にひっつきます!
ポインターとの距離が10メートル以内なら
あなたの放電はポインターへ一直線上に
収束します!複数個ある場合はダイヤルで
ポインターを選択 付属のグラスで位置は常に」
上鳴「なんか頭使う感じ……?
……でもこれなら
周りを巻き込まずに"個性"使えるんスね」
俺は分かるぜ爆豪…
お前がさっき相手の攻撃を防ぐのに
でけぇ爆破じゃなく
わざわざ範囲の狭い新技を連打したのか
転がってる切島や俺を巻き込まねー為だろ
上鳴「粗野で下水道みたいな奴だけど
割と真面目にヒーローやろうとしますよ
咄嗟に手榴弾くれたのも
打開の為の冷静な判断じゃないすか?
それに切島だって……
友達の為に敵地に乗り込むような
バカがつくくらい 良い奴なんスよ
断片的な情報だけで知った気んなって
コイツらをディスってんじゃねぇよ!!」
肉倉
(しまった一瞬気が緩んだ…!)
爆豪「ダメージ次第で解除されちまうんか
どおりで遠距離攻撃ばっかりなわけだ」
切島「ありがとうな上鳴!」
爆豪「遅んだよアホ面!!」
上鳴「ひでえなあ!やっぱディスられても
仕方ねぇわおまえ!
つーか後ろ!!!
丸くこねられたのお前らだけじゃねーぞ!」
爆豪「知ってんよ」
目良「現在79名!ガンガン進んで
いい調子ですよ────
しかし今回はまた珍しい
パターンが来たものだ……
毎回何かとマークがキツい雄英が
未だ脱落ゼロだとは…
さて準備しておいてね」
フフフフ
活きのいい若者程困らせがいがある…!
目良「二次試験よろしく頼むよ」
上鳴「緑谷達も通ったのかー」
緑谷「…!かっちゃん達も…!」
爆豪「よそ様の力はお前のものになったかよ」
緑谷「…!」
目良「えー100人の皆さんこれをご覧ください」
緑谷「フィールドだ」
麗日「なんだろうね……」
BA-DOOOOMmm
フィールド内が次々と爆破されていく
((───何故!!!))
目良「次の試験でラストになります!
皆さんにはこれから この被災現場で
バイスタンダーとして救助演習を
行ってもらいます」
緑谷「救助…!」