第14章 ACADEMIA!
ファット「火急の用や!
土足で失礼するで!
怪しい素振りどころやなかったな!」
環「どこから情報が
漏れてたのだろうか…
いやに一丸となってる気が……」
警察官「だったらもっと
スマートにかわせる方法を取るだろう
意思の統一は普段から言われてるんだろう」
イレイザーヘッド
「肩身が狭い分昔ながらの
結束を重視してんだろうな」
アイズ
「確かにそうですね
この騒ぎ…そして地崎や
幹部が姿を見せていない
今頃隠ぺいや逃走の準備中でしょうね」
切島「子分に責任押し付けて
逃げ出そうなんて漢らしくねぇ!」
ファット
「んん!!」
サー「ここだ」
屋敷内部に入ってから久しく真っ直ぐ
走った所でナイトアイが声を発した
サーが隠し扉を開けるため
板敷きを決まった順番に抑える
バブルガール
「忍者屋敷かってぇの!」
アイズ「ほんそれな」
ねー!と顔を見合わせる2人
ゴゴゴッと隠し扉が開くと暗闇の中から
3人のヤクザが個性を発動して出てきた
それにいち早く気づいたアイズが
バブルガールとセンチの名前を口にした
"個性"「ムカデ」
センチピーダー
「1人頼む!」
"個性"「バブル」
バブルガール
「ハイ ごめんね!!!」
手首を掴み、バブル玉で目を晦まし
目にも止まらぬ速さで
3人を撃退する
バブルガール
「追ってこないように大人しくさせます!
先いって下さい!すぐ合流します」
切島「疾ぇ…!」
イレイザーヘッド
「行くぞ!!」
隠し扉から地下へ
真っ直ぐな道を少し走り曲がり角を
曲がると目の前には壁が。
ロックロック
「行き止まりじゃねぇか!」
警察官「道あってんだよな!?」