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僕のヒーローアカデミア

第9章 HERO!!


瓦礫の近くに頭部から血を出した男の子
HUC「ひっびっ!……ひっ
あぁぁぁぁ!だすげでぇぇ!ひっひっ」

緑谷「早速子供が!」

HUC「あっち…!おじいちゃんが!!ひっ
潰されてぇ!!!」

緑谷「ええ!たいへんた!どっち?!」

HUC「なァんだよそれぇ!減点だよオ!」

緑谷「?!」

HUC「まず私が歩行可能かどうか確認しろよ!
呼吸の数もおかしいだろォ!!!
頭部の出血もかなりの量だぞォオ!
仮免持ちなら被害者の状態は
瞬時に判断して動くぞ!」

緑谷(HUCが採点するのか!)

HUC「こればかりは訓練の数がものを言う!
視野を広く周りを見ろォォ!」

相澤「さすがにこの辺は……劣っちまうな」

「救助活動を視野に入れた
授業をすれば良かった…!
プッシーキャッツの元で習得した
救助基礎を…!」
悔しそうに唇を噛み締め 目線を逸らすユキ

相澤「救出・救助だけじゃない
消防や警察が到着するまでのあいだその代わりを
務める権限を行使さスムーズに
橋渡しを行えるよう最善を尽くす
ヒーローは人々を救ける為あらゆる事を
こなさなきゃならん」



HUC「なによりあんた…
私たちは怖くて痛くて不安でたまらないんだぜ?
掛ける第一声が"ええ!"大変だ!!"じゃあダメだろう」

緑谷はその言葉に
オールマイトの言葉を思い出した
緑谷は顔を叩きスイッチを入れ直す

緑谷(落ち着け!何をやってるんだよぼくは
仮免もこの試験もただの通過点じゃない
全部憧れへの────夢の形なんだ!!)

緑谷「大丈夫!」
笑顔でそう言うと
HUCは負傷者演技に戻った。


今僕達は
やるべき事を、全力でやれ!
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