第10章 リーダーと謎だらけメイク
監督との会話がすみ、リハーサルを終えて、彼女のことが頭から離れないが
切り替え、ステージに立つ。
そうすると監督の言った事が嫌でも、分かったきがした。
今までのARMYとは段違いの反応を見せてくれたからだ。
「え!?まじで今日のバンタンやばい」
「カッコよすぎ!!!ググサランヘ!」
「え!?メイク変わった?というかカッコよすぎ!?誰かと思うレベル!」
あちこちで言われるのはメイクの事…
でも、驚きなのは、ダンスや歌をした時もARMY達は泣くレベルで彼等の歌やダンスに感動していた。
凄い…衣装やメイクが違うだけでこれだけ凄いのか…
ステージが終わり少なからず興奮をした彼等は、
彼女の待つ控え室にあの4人が掛けて行き、
そして残された3人は
彼女の事を話し始める。
「…やっぱ…あいつすげぇやつなんだな…」
ユンギはそう彼女が付けたピアスを指で弾く。
「……そうですね…」
「ヒョン!!レイのおかげなのかなあ?やっぱり魔法使いだったのかな?」
テヒョンはナムに抱きつきながら、
ユンギにそう声をかける。
相変わらずの四次元な発言だなあとか思う半分
少しだけ…本当に魔法使いだったら?とかおかしな考えが浮かんだのは内緒だ。
ナムジュンはそう思いながら、
テヒョンとユンギと共に少し遅れて歩き出す。
「俺等も行きましょうか…ヒョン…」
「あぁ…」
メイク室に戻れば、騒がしい4人の中心に彼女はいる。
「ねぇ…レイ…本当にメイク落とさなきゃダメ?」
「ダメに決まってるじゃないっスかぁ!荒れたいんすか?」
「だって…僕が僕じゃないみたいでさあ……」
そこでは、ジミンが彼女にタダをこね。
周りは笑い…
彼女がそれを冷たくあしらっている。
それを見て苦笑いをする3人
でも、直ぐに
彼女はこちらに気づき近づいて来て…
「おや!御三方きたっすね!じゃあ…メイク落とさなきゃダメっスよ!ジミンさん!」
と笑うのだった。