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星のメイク【BTS】

第10章 リーダーと謎だらけメイク


その会社は全員聞き覚えがあった。
全ての美容に関するものを1つにした専門店…
それと同時に風の噂で聞いたことがあっる
Regenbogenにはとても多才な予約率No.1のメイクがいると…

まさか…彼女が…そのメイク師なんて…


なら尚更何故…彼女はここに来たんだろ
とナムジュンは彼女の事がさらに気になり、眉間にシワを寄せる

すると、後ろから、彼の心情を察し、
ジミンが彼の元に近寄って来た。

ジミンはこういう時いち早く気づいてくれる。
恐らく、最近曲作りが上手く行かなくてイライラしているのも知ってるんだろう……

「ねぇ…ナムジュニヒョン…レイって凄い人だったんだね
…でもねナムジュニヒョン…レイ…なんで呼ばれたかは分からないんだってさ…でも、

メイクをするのは………皆を上がらせる為と高める為にするんだってさ…」


上がらせる為…高める為…

今まで、そんな事を考えているメイクにあった事があるだろうか…

ナムジュンはジミンの言葉に彼女と少しだけ…話したくなった。

なるほど…あの4人が懐くわけだ……

きっと彼女は僕等を僕達として受け止めてくれるかもしれない人だから…。

だから、人見知りなマンネが彼女を馬鹿にされて怒ったり、ジミンが感情的になったりするのだろう。

それに…ホソクが笑ってるんだ。

無理じゃなく本当に…

彼女は不思議な人だった。

本当に不思議な人…

しかも、有名人と来ればさらに謎…が生まれる。

何故彼女は専属を持たないのだろうか、

ナムジュンは眉間にシワを寄せ、

そう考えていれば、
監督が楽しげに彼女の事を語り、だした。

「それにしても!今日のバンタンはいいね〜やっぱりピョルちゃんは凄いなあ!きっと今日の番組で1番目を引くのは君らだね〜!
それに…他の子達も嫉妬するだろうな!

1年はピョルちゃんバンタンに独占されちゃうからね。

これも毎回恒例だよね〜」

毎回?どういう事だろう……俺達以外にも彼女はゲームをしていたのだろうか…

「そんな顔しないで!彼女の素を暴けば!全部教えて貰えるはずだから!
今、芸能界では彼女のゲームに乗る人急増中だから頑張りなね!彼女はそれくらい…人気者だから…」

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