第9章 不思議メイクさん
不思議なメイクさん
メイク室に戻れば、あの3人は平然とした顔でそこにいた。
ジョングクは3人が来たことにホットする半分、
手を繋いで来たという事にに少しだけ顔に熱を感じる。
それを見たジミン、ジン…ホソクは
2人の元に駆け寄って来た。
「な!?あのジョングクガが、ヨジャと手を繋いでるだと!?」
「ほんとだあ!?俺、驚きだよ!やっぱり、レイちゃんパワー?」
「ホソクヒョン…レイちゃんパワー
って……っ…何?」
ジンとホソクは人見知りな彼があって2日くらいの人と手を繋いでいる事に驚きが隠せないらしい…
ジミンは2人の驚きように笑いながら、
4人は何処か昔のように楽しそうだ。
4人の輪は
…後から来た3人には…
少しだけ…羨ましく見えた。
けど、そんな中で、3人のうちナムジュンは
申し訳なさそうに彼女に頭を下げている。
なるほど…ユンギとテヒョン…そして…
メイクを呼んでて遅かったのか
彼女は、そう感じると面白くなさそうなメイク2人にに近づいた。
「サクラギ・レイっス!日本人で、貴方方の助けをする事になったっス!ヨロシクっす!」
変な口調でいつもの様に…彼女は2人に笑顔を向ける。
でも、その笑顔に彼女達は答えることは無く。
「は?日本人?」
メイクは嫌な顔をし彼女の手を叩き落とした。
「触んなよ…!」
「はぁ?私達で大丈夫なんですけどー」
なるほど…反日なのか…
2人のメイクの名はスミンとタウン、
ずっと彼等のメイクとして、ここにいるが、
彼等のメイクよりは、どちらかと言えば、メンバーとイチャつく為に来ているという感じだった。
手を叩かれた彼女は手をさすっていると
彼女と仲良くなった4人はメイクを睨みつけていた。
彼等は何時から彼女の事を信頼したのだろう…そう、その光景を見ていた3人は思った。
でも、それでも、彼女は彼女達を否定する訳でもなくて、黙っている3人を攻める訳ではなく、
「いやあ!揃った事なんで…後から来た御三方は、こちらの衣装着てきてくださいっす!」
3人には衣装を渡し、メイク道具を持ち出して微笑んだ。