• テキストサイズ

短編集

第5章 狂った愛






「何人?」
「4人だけど…」
「それは全員女?」
「…っ、そーだよ」
「ふーん」






なんか、怖いよ。
咄嗟に嘘ついちゃったけど
バレないかな?




「…ね、どうしたの?」
「別に」
「今日何かあって来たんじゃないの?」



恐る恐る聞いてみた。




「てか、逆に何でだと思う?」




質問返しされた…。
え、なんでだろ?




「なんか、前来た時に忘れ物したとか?」
「違う」




あっさり切り捨てられた。
なにも心当たりがない…


…なくない。
もしかして…




「今日の事、かな?」
「わかってんじゃん」
「でも、なんで?」
「今日のことっていうのはわかるのに、
 理由はわからないんだ。」
「うん」
「教えてあげようか?」
「うん」
「今日遊びに行ったって言ってたでしょ?」
「うん…」





嘘、ばれたのかな…?





「俺、今日見ちゃったんだよね~」
「なにを…?」









「男と喋ってるところ」
/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp