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短編集

第4章 必要なもの -T-





貴「えぇーって言うってことは嬉しいんだ?」




見透かされてる…
自分で言っておいて恥ずかしい…//



*「なんでわかるの?//」
貴「愛(笑)」
*「ふざけないでよー」
貴「ふざけてないよ、ホントに愛してるから」
*「っ//// ずるいずるい!!///」
貴「えっ?(笑)」



そーゆーこといって
私ばっかり好きになって
ほんとずるい…



*「私ばっかり貴久に溺れててやだ!
  私も貴久溺れさせたい」
貴「ちょっ/// そんな恥ずかしい事を…//」
*「ホントのコトだもん」
貴「でも俺も、ずいぶん祐貴に溺れてると思うけど?」
*「うそだ」
貴「うそじゃない。」
*「うそ。」
貴「じゃあ、確かめてみる?」


そういうと同時に彼は私に跨った



*「…うん。」
貴「優しくするからね?」
*「いつもそう言って優しくないけど」
貴「嫌いになる?」



そんなの…




*「なるわけない」
貴「ふふふ、大好きだよ」
*「わたしも」






そして私たちは、今夜も愛を確かめ合う









朝になれば、また彼はいない




寂しい思いをする



それでも、




私はあなたにはまり脱け出せない







「あいしてる」
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