第3章 出会い
「、これからどうする?とりあえず今日は砂の廃墟で一夜を過ごすが、明日はどうする?その忍に警戒されてるんだろう?」
イケメンのはずの爽やかボーイが、私を睨みながら、廃墟の中の椅子にイライラ座りながら、足をタンタンタン、リズミカルに動かし、貧乏ゆすりをしている。
「とりあえず、二、三日はここに潜伏して、様子を見よう。四日か五日目、偽造通行証を使って、木ノ葉の隠れ里に旅人の一般市民として紛れ込むしかないね。」
たいした案は浮かんでこないし、私はイライラしてむしゃくしゃしながら非常食のパサパサの乾パンを食べている。本当なら屋台の出店で美味しいもんを食べるはずだった。
全てはあの男のせいだ。
舐めやがって!