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【R18】ドロップス【幸村精市】

第8章 ドロップス




 桃色のドロップは出会いのドロップ。
 白色のドロップは始まりのドロップ。
 黄色のドロップは恋が色づき始めたドロップ。
 青色のドロップは悲しいドロップ。
 緑色のドロップはまた新たな恋のドロップ。
 赤色ドロップは色んな恋が詰まったドロップ。



 名前は幸村と手を繋ぎ帰る途中、スーパーにより、懐かしいあの日と同じ缶を見つけ、それを購入した。
 幼馴染と味わったそのドロップス。今、隣にいるのは幼馴染では無いけれど、幼馴染と同じように大好きな人。
 そんな大好きな人と、大好きなドロップスを味わう。

「大好きだよ、精市くん」
「俺も、大好きだよ、名前」

 二人、顔を見合わせ、擽ったさに笑いあった。





 貴方の心という缶の中に、素敵なドロップスが詰め込められますように。




2018.8.27
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