• テキストサイズ

【イケメン戦国】私の大切な人

第9章 ~奪還、そして想い~⭐家康ルート⭐



家康がそれぞれの引き出しから何種類かの香草を取り出し、お湯で煎じていく。



すると先程までそわそわしていた の動きが止まったことに気付き、視線を移すと、
ゆうこは静かに、空を見上げていたーーー



家康「?…何か珍しいものでもあるわけ?」



そう言いながらへ近付き、そっと湯呑みを渡す。


「あっ、いえ…満月がキレイでつい…」



家康「そう……はい、これ。あんたの分。火傷しないでよね」



「ありがとうございます」



湯呑みを受けとると、の視線はやはり上空に向けられている。



家康「せっかくの満月だし、縁側に座って飲む?」



家康は何気なくそう言うと、はパッと明るい表情へと変わる。

/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp