第5章 暗闇の果て
叩かれた頬と、無理矢理 着物を擦り下ろされた時の胸と肩の痛みで顔をしかめる。
「痛っ…!ぅ…っ…やだぁ…」
大名「漸く黙ったか。此方としても、もうその顔や体に傷は付けたくないのだ…
存分に可愛がってやるから大人しくしておけ」
浪人1「へぇ…こいつはなかなか良い体してやがる」
浪人2「此方からの眺めも堪らねぇ…」
浪人3「あとで俺達にも褒美として寄越しな」
大名「ほっほっほっ…わかっておるわ」
無理矢理に暴かれ続ける胸元と着物の裾を隠すことも出来ず、
恐怖と自分の無力さにの瞳からは涙が溢れる。
「ひっく…ひっ…のっ…信長…様……っ
信長様ぁぁっっっ!!!」
大名「お主っっこの期に及んでその名を呼ぶとは!今すぐこの場で息の根を止め、その屍を憎き信長へと送りつけてくれるわぁっ!!」