第4章 探し求めて・・・
ーーー安土城城下ーーー
雨に打たれることを気にも留めず、ひたすら行方がわからなくなっているを探し続けている信長、秀吉、政宗、家康の四人ーーー
政宗「あー、くそっ!やっぱり雨のせいでの匂いが掻き消されちまってるなー」
家康「匂いって…あんた犬ですか?」
秀吉「信長様!やはりは反物屋に寄っていました。その証拠にこの反物が近くに…」
秀吉が反物屋の主人にが来たか聞きに行く途中、雨で濡れた反物を見つけたと言い、信長に見せる。
秀吉「反物屋の主人に確認したところ、確かにが今日買ったものだと…」
信長「そうか。ではは反物屋を出た後に行方が分からなくなったか」
???「その事で耳寄りな情報が」
「っっ?!」
突然声がしたかと思うと目の前に1人の男が現れ、政宗、秀吉、家康は素早く信長を庇うように前に出ると腰に差している刀の鞘に手をかける。
信長は驚きもせず、腕を組んでその様子を見ていた。
信長「噂では聞いていたが…貴様、上杉の忍びか?」
佐助「さすがは織田信長公。俺はさんの友達で猿飛佐助と申します。突然の御無礼、お許しください。勿論、此処で戦うつもりもありません」