第5章 繋がる想い(前)
猫を離してスタッフの後を追ったけど、猫も何故か着いてきた
翔「お前大丈夫か?あのスタッフ嫌いなんだろ?」
『ニャー!ニャー!』
こいつ…俺の言う事解ってるのか?
何か会話してるみたいだよな…
不思議に思いながら撮影スタッフが使っている宿泊部屋に来た
翔「…で?話って何?」
俺が問いかけると、俺に背を向けていたスタッフが振り返ったけど、その顔は無表情で何故か恐怖を覚えた
ダメだ…逃げなきゃ…
そう思った俺は数歩後退り、その場から離れようと駆け出した
するといきなり俺の腕を掴みソファーに身体を投げつけられた
翔「うっ…!な、何す…」
起き上がろうとしたら、突然俺の上に馬乗りになり俺の身体を押さえ付けられた