第5章 繋がる想い(前)
和「…相葉さん…アンタもしかして野良猫に餌あげたの?」
雅「うっ…だ、だってお腹空かせてたから…」
智「あ、俺もやった」
和「アンタらねー…」
翔「…あげたものは仕方ないだろ…もしかすると観光客とか、あげてるかも知れないし…」
和「確かに人慣れはしてるけどね…」
俺が猫の頭を撫でるとゴロゴロといいながら気持ち良さそうにしていた
翔「…潤みたいだな…」
智「え?」
翔「あ、いや…何かこの猫潤みたいだなって思って」
和「何言って…」
『ニャー!ニャー!』
…?どうしたんだ?急に激しく鳴き出して…
和「相葉さん…この猫何て言ってるの?」
雅「俺が解る訳ないだろ!」
智「…何か言いたい事でもあるのか?」
言いたい事…?まさか…
翔「…この猫…もしかして潤の居場所知ってるんじゃ…」
雅「え?猫が?」
和「翔ちゃん…そう思いたい気持ちは解るけど…」
解ってる…けどこの鳴き方…何かあるんじゃ…