第2章 度重なる事件?
翔「だから一緒だよ…育てた子供達が犯罪に手を染めて心痛まない人なんていない…逆に悲しませるだけじゃないか?」
一「けど…だからって俺達を育てた家が無くなろうとしてるんだ!黙って指をくわえて見てるわけには…!」
智「誰が指をくわえて見てろって?」
一「え?」
静かに話を聞いていた智くんが突然口を開いた
雅「智兄…何か手があるの?」
智「要するにその施設が存続出来れば良いんだろ?」
大「出来るのか!?」
智「俺ちょっと出掛けてくる。皆は先に帰ってくれ。あ、お前らの内の誰か、連絡先教えろ」
一「あ、ああ…」
智くんは一樹の携帯番号を聞き、そのままタクシーを捕まえて出掛けて行った
そして俺達はそのまま自宅に戻る事にした