第2章 度重なる事件?
和「犯罪を犯してまで手に入れたお金で施設を救って、それで経営者が喜ぶと思うんですか?その施設の方は所謂あなた方の両親と同じです。子供が罪を犯して喜ぶと思ったんですか?」
一「・・・」
翔「…俺もさ…孤児なんだ…」
大「えっ?」
翔「幼い時神社に捨てらて、そこにいる潤の両親に保護されて育ったんだ…正直大野グループの戸籍には入ってるけど俺は養子だよ」
俺の話に3人は驚いていた
翔「最近になって本当の両親の事知ったんだけど、俺の育ての親は曲がった事が大嫌いな人で、実子じゃない俺にも間違った事に対しては物凄い厳しかったよ」
潤「…そうだね…父さん、翔兄さんには厳しかった…長男なんだからって…でも俺にもよく言ってたよ『翔のすることをしっかり見てろ』って…あれって翔兄さんを手本にしろって事なんだよね」
…その話は初めて聞いたな…そんな事言ってたんだ…父さん…