第1章 僕の家族
ショウ「オジサンお久しぶり」
今日はオジサンの命日なので久しぶりにお墓参りに来ていた…
けどオジサンは何も語ってくれなかった…
ショウ「…やっぱりあの夢、オジサンだったんだ…」
数日前、大きなお家で赤ちゃんが産まれる夢を見た
その赤ちゃんを見た時、何故かオジサンだと思ったんだ
その事を雅紀に話したら
雅「きっとその赤ちゃんはオジサンの生まれ変わりなんだよ」
って言ってた
だからもうオジサンの魂はその赤ちゃんになったからきっとお話は出来ないよって…
ショウ「雅紀の言った通りだ…」
今度はそのお家で幸せになってね…オジサン…
僕はそのまま帰ろうと立ち去りかけたその時
『ニャー』
ショウ「…え?」
仔猫が2匹僕に近づいてきた
『ニャー…ニャー…』
ショウ「…えっ…まさか…ホントに…?」
その仔猫の言葉に僕は耳を疑った