• テキストサイズ

various story 【気象系BL】

第15章 それぞれの空の下


智「潤の方はどうなってる?」

翔「もう面接は終わって採用、不採用の通知も出したらしいよ。来週から完成したレストランのオープン準備にかかるって」

早いな…やっぱり潤と和は凄いな…

智「何感心した様な顔してんだ。お前もこの履歴書見てとっとと決めろよ」

雅「うっ…」

やっぱり俺が決めないと…だよな…

‹〜〜〜♪›

智「おっと電話…広野からだ。もうそんな時間か…もしもし?」

雅「…何?智兄」

翔「智くんはこの後本社に行かないといけないから、広野さんが迎えに来たんだよ」

そっか…智兄も忙しいのに便利屋の面接に立ち会ってくれたんだよな…

智「じゃあ行ってくる」

翔「行ってらっしゃい…っと…俺もそろそろ行かないと…」

雅「翔ちゃんはどこに行くの?」

翔「依頼だよ」

雅「依頼?智兄がいないから、もう受けないって言ってなかった?」

翔「この依頼は智くんじゃなくても良かったから受けたんだ。だからこれが『大野なんでも屋』の最後の依頼だよ」

雅「俺が行こうか?」

翔「…家庭教師が急病で来れないから代わりに…って依頼だけど…お前行けるか?」

…解ってて言ってんの?翔ちゃん…(泣)

/ 329ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp