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various story 【気象系BL】

第14章 光の道の先


〜翔side〜

どうしよう…どうしたら元に…

『………』

翔「…え?」

頭の中で声が聞こえたけど、何を言ってるのか聞き取れなかった

すると暫くしてまた

『………』

また声が聞こえた…

…この声…俺…?

声の主を確認した途端…

『お前いい加減にしろよっ!いつまで俺の身体を勝手に使ってんだっ!とっとと出ていけよっ!』

翔「うわっ!」

雅「わっ!」

突然の罵声に驚いて気がついたら…

翔『あ…あれ?』

俺の身体はまた宙に浮いていた

そして…

‹ドサッ›

潤「翔くんっ!」

翔『え?』

潤くんの声に振り向くと、意識なく倒れた俺がいた

も…もしかして俺…出られた…

雅「ま…また翔ちゃんが出てきたっ!」

…みたいだね…

その時潤くんが握っていたストラップが一層光り、その先に一筋の光の筋が見えた

もしかしてあれに乗れば帰れるのかも…

俺は振り返り大声で

翔『ありがとうっ!元気でね!』

そう叫んだら、相葉ちゃんが俺の方に向かって手を振ってくれた

それに気が付いた潤くんが

潤「翔くん!向こうの『嵐』に宜しくね!」

そう言ってくれた…

そして俺の視界から、皆の姿は遠くなっていった

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