第14章 光の道の先
ー数日後ー
翔「もう大丈夫だってば潤くん」
潤「何いってんだ!お前やっと起き上がれるようになったばかりなんだぞ!?」
俺がこっちに戻ってから数日、潤くんはずっと俺に付きっきりで世話してくれてた
それというのも、今回の事は潤くんの責任だと言って
翔「潤くん…今回の事は俺の不注意なんだから…」
潤「いや…そもそも俺がストラップを落とした事が原因だし、お前の意識が戻らなかったのも俺がこのストラップを翔から離したせいなんだから…」
智さん曰く、俺の手からストラップを離した事で、繋がってた道が途切れ、危うく魂が戻ってこれなくなる所だったとか…
翔「それは仕方ないよ…解らなかった…」
潤くんは突然俺の身体を強く抱きしめてきた…
その腕は微かに震えてる様だった…
潤「翔…お前の意識が戻らなかった間…本当に生きた心地がしなかった…もうこんな思いさせないでくれ…」
翔「潤…くん…」
ごめんなさい…本当に…
もう二度としないから…
ずっと側にいるから…
俺を抱きしめていた潤くんは、俺の身体を離して…そしてゆっくり顔を近付けて…
雅「…おーい…ここ何処だと思ってんだ?」
和「イチャイチャする所じゃないと思うけどねー」
智「良いんじゃない?2人らしくて」
翔・潤「うわっ!」
智さん達が入口でニヤニヤしながら立っていた
…何時も良いタイミングで出てくるよな…皆…