第14章 光の道の先
和「そのストラップがどうかしたの?」
潤「この間翔くんも向こうの世界に魂だけ行ったって話しただろ?その原因はこのストラップを翔くんが持ってた事だったんだ…」
翔「そういえば智さんが言ってた…『こっちの俺』がそのストラップを持ってた事で、潤くんから貰ったストラップを通して道が出来たんじゃないか…って…」
すると突然相葉ちゃんが潤くんのストラップを見て
雅「…何かそのストラップ光ってて、その先に道の様なのが見える…」
智「…スゲ…相葉ちゃんそんなの見えるのかよ…」
和「さすが野生動物並の感性…」
翔「けど…それが解っても、どうやって戻ったら良いんだろう…」
潤「恐らく、翔くんの意識が戻れば…」
そう潤くんが言ったその時
『…智…くん…』
翔「…え?」
雅「どうかした?翔ちゃん…」
『智くん…智くん…』
翔「…『俺』が智さんを呼んでる…」
智「俺?」
すると突然…
『翔くん!』
翔「えっ…さ、智さん?」
智「ヘ?何が?」
この声…俺にだけ聞こえてるの?という事は…もしかしてこの声は向こうの世界の…
智『長く魂が抜けたままじゃ身体が保たない!早く戻って!』
そ…そんな事言っても…