第14章 光の道の先
潤「…久しぶりだね翔くん…けど安心した…その様子だと向こうの俺ともうまくいってるんだね」
翔「潤くん…」
『嵐の潤くん』…相変わらず優しいな…
智「えっ?し、翔くん…向こうの世界の翔くんなのか?」
和「どういう事?だってさっきまでは…」
雅「だから!さっきまで浮いてた翔ちゃんが翔ちゃんに入って…!」
和「だから訳わかんないってば!」
潤「相葉くん落ち着いて…とりあえず翔くんの話を聞いてから…」
楽屋の鍵を掛けて(何か相葉ちゃんはまだブツブツ言ってたけど…)俺達は円陣を組むように固まって話しだした
移動中、車に轢かれて目が覚めたらここにいた事…
その時身体は浮遊していて、相葉ちゃんにしか見えていなかった事…
そして『俺』の姿を見た途端、俺の身体は『俺』に吸い込まれた事を説明した
和「それってまるで幽体離脱みたいだね…」
翔「ゆ…幽体離脱って…俺やっぱり死んじゃったの!?」
潤「そうとも限らないよ…ただ身体から魂が抜けただけかもしれないし…」
智「けど、なんでここに?」
潤「…あ…もしかして…」
潤くんは持っていた鞄からストラップを取り出した