第12章 小さなライバル?
翔「そうだ健太!俺と智くんとでオムライス作るよ。それで良いだろ?」
智「えっ!?」
健「…うん…なら食べる」
し、翔くんと一緒にー!?
翔「よし!そうと決まれば智くん材料メモって!うち材料何もないから俺買ってくるよ!」
いや…そこ力説するとこじゃないから…(ってか、翔くんの部屋に食材があるとは、最初から思ってないから)
翔「ほら智くん早く!これに書いて!」
智「う…うん…」
翔くんの気迫に押されて俺は材料を書くと、翔くんはメモを片手に部屋から駆け出していった
…何であんなに嬉しそうなんだ?
健「おいオッサン」
智「・・・」
健「おい!無視するなよ!」
智「ならそのオッサンは止めろ」
俺がそう言うと
健「…大野智」
…それでも呼び捨てかよ…
智「…何だよ」
健「翔兄ちゃんは俺のだからな!」
…こいつ…やっぱり翔くん狙いか…
智「ハイハイ、わかった、わかった」
健「お前!馬鹿にしてる…!」
翔「…何騒いでるんだ?」
翔くん買い出し早っ!