第12章 小さなライバル?
翔「け…健太どうした?」
…この子健太っていうのか…
健「お腹空いたー」
翔「そういえばそんな時間かー…健太何が食べたい?」
健「んー…オムライス!」
翔「オムライスか…何処の店に頼むかなー…」
そう言って翔くんはスマホを取り出したが…
健「翔兄ちゃん作って!」
智・翔「えっ!?」
健太が爆弾発言をした
いや…いくらなんでもそれは止めた方が良いぞ!
翔「お…俺が作るの?」
健「うん!ぼく翔兄ちゃんが作ったの食べたい!だってママが作ったの美味しくないもん」
…多分翔くんはその上を行くぞ
健「ねえー…翔兄ちゃーん」
事情を知らない(親も教えておけよ)子供は翔くんの上着を掴んでいた
あーあ…翔くんそんな困った顔して…(小動物みたいでめちゃくちゃ可愛いじゃねーか!)
ここはひとつ助け船を出すか
智「翔くん、俺が作るよ」
翔「えっ?さ、智くん出来るの?」
智「形が悪くなっても良いならな」
翔「だって!良かったなー健太」
健「…えー?」
…何だよ…その不服そうな顔は…