第1章 僕の家族
するとカズが潤に近付いて
<ペロッ>
…っと潤の手を舐めてきた
そしてそれにつられるようにサトシも潤の手を舐めて
『ニャー…』
ショウ「…サトシ…カズ…」
潤「…何て?」
ショウ「…『この人も良い匂い』だって…」
『ニャー、ニャー』
ショウ「…『この人の所に行っても良いよ』…って…」
潤「…そっか…ありがとう…」
ショウ「サトシ…カズ…ホントに…?」
『ニャー』
ショウは2匹を抱き締め泣いているようだった…
そんなショウの顔を2匹はペロペロと舐めていた
ショウ「フフッ…『僕らも親離れしなきゃ』って…」
潤「ハハ…サトシとカズの方が大人だな」
その夜、ショウはサトシとカズと一緒に寝ていた
そして翌日、2匹は潤の所に行った