第10章 雪から生まれた想い
~雅紀side~
初めて潤に出会い、そして会えなくなって1年…
潤が話していた兄さんは多分翔ちゃんだろうと思い、潤がどうなったか聞いてみたけど…
翔『…雪人…?』
雪人の事も、潤の事も知らない様だった…
何でだろう…潤の話を聞く限り翔ちゃんは雪人だと思ったのに…
雅「…あれは夢だったのかな…」
こんなにまだ潤の事忘れられないのに…
智「え?相葉ちゃん何か言った?」
雅「あ、ごめん何でもないよ」
智「そう?…そろそろ翔が来る頃だよ」
今日は翔ちゃんから俺にどうしても会わせたい人がいるって言われて、大ちゃんと一緒に待ち合わせていた
翔『相葉くんに紹介したい子がいるんだけど、会うだけでもダメかな』
…って言われたから…
もしかして潤かとも思ったけど、翔ちゃん自身雪人の事を知らないって言ってたから、恐らく違うんだろう…
…翔ちゃんには申し訳ないけど、この話は断ろう…
俺はそう思って、翔ちゃんが来るのを待っていた