第10章 雪から生まれた想い
あの日から1年が経った…
俺は兄さんの側で、人間社会で生きていく為の勉強をさせられていた
潤「はぁー…疲れるなー…」
翔「ふふ…でも、もう大分慣れただろ?」
潤「まあね…ねえ兄さん…雅紀はどうしてる?」
翔「元気にしてるよ…気になる?」
潤「んー…もう1年以上会ってないから…早く会いたいな…って…」
記憶はあっても、やっぱり雪人の事は公言出来ないから、兄さんは雅紀に自分の事、そして俺の事も話してないらしい…
…って事は雅紀は俺が人間になったって知らないまま…
…雅紀…浮気してないよな…
翔「そんな顔しなくても大丈夫だよ」
…俺…どんな顔してたんだ?
翔「でも、潤凄いよ。もういつ外に出ても差し障りなくいけるだろ」
潤「えっ…じゃあ…」
翔「うん…会いに行こうか…相葉くんに…」
雅紀に…会える!