第9章 雪に消えた想い
智「…ん…」
次に意識を戻した時は何処かの病室で、俺はベッドに寝ていた
雅「大ちゃん気がついた!?」
和「大野さん!もう…心配させないでよ…」
智「相葉ちゃん…ニノ…ここは?」
和「スキー場近くの病院だよ。大野さん山小屋で毛布にくるまったまま意識がなかったから、もうダメかと思ったよ…」
そう言ってニノと相葉ちゃんは涙目になっていた
智「ごめん、心配かけて…あ、そういえば俺と一緒にいた奴は?」
雅・和「…は?」
智「え?」
…?何で二人して驚いてるんだ?
雅「俺達が山小屋に行った時は大ちゃんしかいなかったよ?」
智「え?いなかった?じゃあ帰ったのか?」
和「帰ったって…それが事実なら無責任でしょ!俺達が見つけるのがもう少し遅かったら、大野さん危なかったんだよ!?」
…そ、そうなのか?