第9章 雪に消えた想い
とりあえずホテルにチェックインし、荷物を部屋に置いて予め予約していたスキーウェアとスキー道具をレンタルした
当初文句ばっかり言ってたニノも、渋々とはいいながらも結構楽しんではいたようだった
雅「大ちゃんもニノもスキー上手いね」
和「まぁ初めてじゃないしね」
智「俺はどっちかと言うとスキーとかあんまりしないけど」
釣りの方が好きだもんな…俺は
和「ねぇ、これで最後の滑りにしないと…確か天気予報ではこの後雪が降るって言ってたよ」
雅「じゃあ降りようか」
そう言って俺達は上から一斉に滑り降りていた
その時俺はふと横にあった『危険』の文字が目に止まった
危険って何が?
俺はその立て看板に気をとられて気が付いたら
智「うわーっ!」
雅「大ちゃん!?」
和「大野さん!!」
斜面を滑り落ちていた