第8章 パロっていこう!
智「…ありがとう翔くん…そうだよな…例え血の繋がりなんかなくたって、俺達兄弟なんだから…」
翔「止めてよ兄さん、照れるじゃない」
…今…俺無性に帰りたくなった…皆の所に…
智「…よーし!そうと決まったら早速寝るか!」
潤「…何?突然…」
智「こっちに来た時と同じ状況になれば帰れるんなら、もう一度寝れば良いんだろ?」
和「そんなまどろっこしい事しなくても、これで一発だよ智兄」
智「…はい?」
そう言って和也は何処から持ち出したのか、バットを振りかざしていた
智「ち、ちょっと待て!お前そんな物で殴られたら下手すれば永眠…!」
和「いくよー!」
<ゴン!>
あー…これは俺、とうとう父ちゃん母ちゃんの側に行く事になったな…
明日の朝刊の見出しは『大野グループ長男相続争いの末、弟により撲殺』とか出て、根も葉もない事書かれるんだぞー…
智「…って冗談じゃないっ!…アイテテ!」
翔「智くん大丈夫!?」
潤「頭打ったんだから無理に動いたら良くないよ」
…あれ?今翔くん『智くん』って…