第8章 パロっていこう!
智「し、翔くん…今俺の事…」
翔「…え…あっ」
和「智兄さん戻ったんですか?」
雅「えっ!?戻ったの智兄!」
和也も口調が戻ってる…って事はやっぱり!
智「やった!俺元の世界に…アイテッ」
後頭部に痛みを感じてうつ向くと、和也の手には金属バットが握られていた…
智「…お前…こっちに来た俺の事それで殴ったのか?」
和「ああ…強くは叩いてないですよ?帰りたいけど眠れないって言ってたんで、これなら手っ取り早いかなと…」
…大丈夫かな…向こうの世界の俺…
後で聞いた話、向こうの世界の俺がこっちに来たのは、どうやらあまりに騒がしくて、自分の仕事(何と画家らしい)に支障をきたすから、何処か別の所に行きたいと思ったらしい…
でも、こっちに来たら何か落ち着かないから、やっぱり帰りたくなったとか…
…やっぱり自分の世界が一番落ち着くよなー…
雅「…?どしたの?智兄」
智「ん?何でもないよ」
その後翔くんの素性が解り、実は翔くんの誕生日に神社に置き去りにされてたと知った時、翔くんはとても驚いていたけどな
~fin~